サックスとユーフォニアムの修理

木曜日に札幌に戻って、預かったバリトンサックスの修理に取り掛かりました。

途中、納品や引き取りなどありまして…
預かったサックスがアルト2、テナー1バリトン1増えました。

土曜日にはユーフォニアムのベルが潰れてしまった物が入荷しまして。
あまりお待たせするのも良くないので
寸暇を惜しんで仕事させてもらってます。

写真のバリトン
ベコベコです。
これを分解して凹みを直し、組み立て不良なタンポは交換。

ベルにここまでダメージがあると
たいていは、外れちゃいけない部分が外れています。
角度をキチンと合わせてベル部を付け直します。
国家で設立した音楽大学出身のサックス吹きの先生からのご依頼で、最終検品は先生にお願いし、
レスポンスなど好みの調整に合わせてお持ち帰りいただきました。相当具合が良くなったそうで、私自身も満足。

テナーは違う学校の楽器。
「何にもしてないのに音が急に鳴らなくなったー」との事で伺ったところ、大きく変形していますので、明らかに落としたものと。
学校の先生は大変ですね…
私なら
落としたことを正直に言え‼️
と怒りまくりますが…
結局合計7時間掛けてテナーは終了。
凹みを直して、キイの曲がりは8箇所くらいあり
タンポも多数交換してベル部も再接着して完了。

ユーフォニアムは、これまた落としてしまったとの事…
大きく変形していまして、悲しい現実です。
音楽系の学校に通われている大学生からのご依頼です。練習に不都合が出るので、これも早めに。

とにかく週末からヘビーな仕事が続きました。